東京都知事選挙

ホリエモン新党で同姓同名(小池百合子)候補を擁立?立花孝志氏の狙いと堀江貴文氏

来る東京都知事選挙2020を前にN国(NHKから国民を守る党)の立花孝志代表が、また、驚くような動きを見せています。

先の港区長選挙では【ホリエモン新党】を立上げて候補を擁立。

また小池百合子知事に対して、自らが示す自粛解除要求を呑まねば、来る知事選で同党から同姓同名候補を出す等々。

堀江貴文氏との暗黙のつながりとも取れる状況の中、立花氏の狙い?はどこにあるのか。

立花氏の狙い、という前に、「ホリエモン新党」という、あきらかに堀江貴文氏自身を指す名称の政党立上げについて、当の堀江氏の態度が、何かおかしい・・・

かといって、N国をバカにしきっているのでもありません。下記は、ホリエモン新党に関する、立花氏と堀江氏の発言の流れです。

「ホリエモン新党」について、立花氏は堀江氏の了承を得ていると語る。
▽▽
「特定の政党や候補者とは関係ありません」と堀江氏がツイッターで投稿。
▽▽
「本人に許可されてはないけど、拒否されてもない」と、立花氏が前言を撤回。
▽▽
「命令も指示してません。自主的に立候補されたのだと思います。合意もなにもしてません笑」と堀江氏がツイッターで否定。

普通に常識的に考えても、【「ホリエモン新党」で絡んで来たN国】に対して、堀江氏の発言は、やはり不自然な気がします。

東京都知事選挙 2020 立候補者一覧リストと情勢及び日程2020年7月5日に投票日を迎える東京都知事選挙の情報です。立候補者一覧リストにて、出馬表明等のあった候補予定者の情勢やプロフィールについて述べると共に、都知事選の日程や、前回2016年の結果についてもお示ししています。...

堀江貴文氏(ホリエモン本人)の都知事選挙をめぐる動き

実業家の堀江貴文氏はこれまで、小池都知事の、新型コロナウイルスを巡る一連の動きに対して、ことごとく、科学的根拠の無い【選挙活動】であると揶揄(やゆ)して来ています。

いわく・・

★東京アラートの初発令でレインボーブリッジなどが赤くライトアップされた事に対しては「小池百合子の選挙活動笑」とツイート。

★堀江氏は新型コロナウイルスについての小池氏の対応を、これまでもツイッターで手厳しく批判してきた。

★小池氏のスーパー入店規制などの対応に対して、「マジでこいつクソの極みだな。自粛厨の言いなり」と批判。

★自粛緩和の目安を「新規感染者が1日20人未満」などとしたことを「全く科学的ではない」と批判。

★堀江氏の出馬について報道陣に聞かれた小池氏は「まぁ賑やかなことという感じ」と発言しましたが、これに対して堀江氏は「コロナ危機利用してるから余裕だな」ツイッターにと書き込みました。

科学的根拠の有無については、一言では解決できない問題かもしれません。

しかし、6月12日の小池都知事の都知事選挙への出馬表明は、東京アラート解除の直後であり、時期的に言っても【不自然】で、レインボーブリッジが「虹色」に点灯されたことすら、小池都知事の成果をアピールしているように感じられるのは、筆者のみでしょうか。

ホリエモン新党の結党は実は堀江貴文氏の指示?

N国の立花孝志氏による同党の同姓同名(小池氏と)候補擁立云云とは、立花氏自身が都知事選立候補の際に掲げた、以下の公約内容を、小池都知事が実施しなかった場合に行うとしたものです。

  • 都内の電車を止め、通勤客などにタクシーを利用の助成をする
  • 都民1人あたり50万円の一律給付
  • 東京オリンピック・パラリンピックの中止

こういった、あまりに無理のありそうなN国・立花孝志氏の発言も、堀江貴文氏の意向を受けてのもの・・と思えてきます・・。

2020年5月26日のN国・立花孝志氏による「ホリエモン新党」設立経緯説明会見によると、港区長選挙に候補を擁立する件は、堀江氏と立花氏の間で了解が取れていたとのこと。

そこへ、柏井茂達(かしわいしげたつ)氏による、【堀江氏から自分に出馬の強要的な指示があった】旨の報告がなされ、立花氏は衝撃を受けた。

そこで急きょ、立花氏は、「ホリエモン新党」を立ち上げて、港区長選に柏井を擁立したといいます。

このように語る立花氏からは、【「ホリエモン新党」の立上げで堀江氏に絡む】風情は全く感じられず、むしろ堀江氏を尊重する姿勢すら感じさせるものがありました。

ホリエモン新党の狙いとは、立花氏の狙いでは無く堀江氏の狙い

ホリエモン新党の結党をめぐる、その狙いについて、「ホリエモン新党」設立の狙いは都民Fの居抜き乗っ取りでは、以下のように整理しています。

堀江氏の愛称を冠にした新党を立花氏が勝手につくるワケもなく、都知事選のみならず、来年の都議選も見据えた動きであり、2人は連携を取っているとしています。

堀江氏が都知事に当選したとしても、都議会で多数派を形勢しなければ、立ち行かなくなる。

現在は小池百合子都知事が特別顧問を務める都民ファーストの会が127議席中、50議席を占め、第1党になっているように知事与党の存在は都政運営に不可欠となる。

堀江氏が都知事になった場合、トップを失った都民Fは存在意義を失い、来年7月に予定される都議選までに空中分裂は必至だ。

立花氏は「都民Fの議員がうまく堀江新党に入ってもらえば、都議選もやりやすい」と話している。

ホリエモン新党もゼロスタートではなく、小池氏が立ち上げた都民Fを“居抜き”で丸ごと頂くための受け皿としたい算段だ。

以上が真実であれば、都知事選への堀江貴文氏の出馬があった場合、波乱が起きそうです。

都道府県別の開票速報と開票結果

東北ブロック:青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

北関東ブロック:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県

南関東ブロック:千葉県 神奈川県 山梨県

東京ブロック:東京都

北陸信越ブロック:新潟県 富山県 石川県 福井県 長野県

東海ブロック:岐阜県 静岡県 愛知県 三重県

近畿ブロック:滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県

中国ブロック:鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

四国ブロック:徳島県 香川県 愛媛県 高知県

九州ブロック:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県