安全宣言と標語・スローガン

安全衛生標語でパワハラ防止とメンタルヘルス|作品一覧と例文も紹介

安全衛生標語の普及は、職場環境の物理的な快適性や健全性を目指すと共に、目には見えないメンタルヘルスやパワハラ防止という観点にも及んでこそ、優れた作品と言えます。

そして、衛生標語の心を実現するには、従業員1人1人の自覚と共に、会社側の理解が不可欠と言えます。

メンタルヘルスやパワハラとは、一言で言えば、職場の人間関係です。

陰湿で表面化しにくいパワハラ(パワーハラスメント)は、時に、1人の人間を死に追いやる事すらあります。鬱病(うつ病)が今、世には蔓延しています。

従業員も会社も、1人の人間の心を我が心と捉えていく。そんな、崇高な使命を、安全衛生標語の作成・推進活動が担っているのです。

安全衛生標語の普及とメンタルヘルス|職場の人間関係

安全衛生を追求する、安全衛生面を向上させるということは一言で言えば、「快適な職場環境を整備すること」と言えましょう。

快適な職場環境とは企業も従業員も心身共に健康であり続ける職場環境であるということです。

人にとって何が快適か、ということは人それぞれに個人差があって難しい問題ですが、より多くの人にとっての「快適化」を目指すことを指針とすべきでしょう。安全衛生の追求は快適化の追求であるということです。そして、快適化の追求の指針は「心身にわたる健康」であることを重ねて申し上げたいと思います。

職場における快適化への第一歩は何から着手すれば良いのでしょう。よく言われることは、職場のハード面における「不快な要素・要因」を取り除くことから着手すべきであるということです。危険である・汚い・不便であるといった、いわゆる物理的マイナス環境の除去ということです。不快な要素の除去は快適化への前進であり、安全衛生への前進に違いありません。

しかし、不快な要素はハード面だけではありません。労働時間や仕事のやりがい、そして職場の人間関係も、時に不快な要素として大きなウェイトを占めることがあります。

いわゆるメンタルヘルスの側面からの快適化への推進ということですが、中でも職場の人間関係の占める割合が大きいことは多少なりとも社会経験のある人であれば実感するところではないでしょうか。

メンタルヘルスとパワーハラスメントについて

メンタルヘルスとは、心の健康・健全性という意味です。

心が健康であれば、前向きな気持ちと意欲的な姿勢で職場環境に適応することができ、いきいきとした生活を送ることが出来ます。

しかし近年、職場の複雑な人間関係や長時間労働などによる心身のストレスで、メンタルヘルスに不調をきたす人が増えています。そこで企業には、ストレスが最小化できるよう、従業員が抱える問題に焦点を当て、解決支援に取り組むことが求められています。

メンタルヘルスは、けして、精神疾患を患う人の問題に限定されるものではありません。

そして、このメンタルヘルスを根本から崩壊させる根強い問題にパワーハラスメント(パワハラ)があります。

厚生労働省では、パワーハラスメントを職場のいじめ・嫌がらせ問題と捉え、具体的に以下の6つの種類に分類しています。

  1. 足で蹴るなどの暴行・障害
  2. 人格を否定するようなことを言われるなどの脅迫・名誉毀損
  3. 部屋を隔離する等の隔離・仲間はずし・無視
  4. 終業間近に処理できない量の仕事を押し付ける遂行不可能なことの強制
  5. 営業であるのにも関わらず買い物などの仕事しか与えられないなどの過小な要求
  6. 個人の宗教をみんなの前で言われるなどの個の侵害

職場環境を占める人間関係の環境

職場の人間関係は職場環境のほとんどを左右するものと言って良い程に大きなものです。現場の職業が3Kと言われるようなものであっても、また、けして衛生的な職場環境ではなくとも、良好で和気あいあいとした人間関係が築かれていれば、そこに働く従業員の方々は幸せです。

メンタルヘルスの面で優れたこういった環境に、ハード面での職場環境向上の後押しがあれば職場の喜びは倍加し、真の安全衛生が確立されていくことでしょう。

職場の人たちがお互いに思いやりの心で接すれば人間関係は良くなり、職場の環境は見違える・・とは良く言われることです。しかし、人それぞれに生まれも育ちも様々で人間関係における価値観も様々です。何をもって思いやりの心となるのか自体が明確ではありません。思いやりの心とは「相手の気持ちになって考えること」ではあるのですが、その度合いも人それぞれです。時に、チョッとした言葉のやり取りの中に反目しあう要素があったりと人間関係は複雑です。

管理職は人間関係を管理すべき

職場における人間関係の良し悪しは従業員のモチベーションと企業の生産性にも影響があることは必至です。故に、人間関係の環境に問題があれば、管理職はその改善に尽力すべきであり、また管理職は従業員から信頼される存在でなくてはなりません。

時に、人間関係の改善はおろか、パワハラ行使に至る管理職や上司が存在することは悲しい事実です。安全衛生の何たるか、心の安全衛生の重要性を企業・会社の存続にまで結びつけて考えることが管理職には求められます。

職場環境の改善とは人間関係の改善であり、管理職の使命の概ねが良好な職場の人間関係の構築にあることを銘記したいと思います。

職場環境アンケートに出ない深い問題

さて、月並みな衛生標語はともかくとして、職場環境アンケートなどを実施しても表面化されない、それでいて深刻な職場環境の問題について考えてみたいと思います。それはひとえに「人間関係」です。人それぞれに相性というものがあり、職業上のお付き合いにしても向き不向きが存在するのはいたし方ないことです。そこは良識をもって対処するより他はありません。しかし、なぜか不思議なことに、どこの職場(現場)に行っても『居てもらっては困る人』が現実に一人はいるものです。

この歴然たる事実(現実)にお気づきの方も実際多いのでは・・。そしてこの問題が多くのやる気のある従業員のモチベーションを低下させ、時にうつ病の発症にまで繋がるケースも引き起こしています。現場直結の経営陣をもって、こうしたメンタルヘルス面における職場環境の改善に心していただくことが最も肝心なことと思われてなりません。

環境標語や衛生標語、はたまた職場環境改善アンケートなどにはけして浮上しないであろう問題の解決。これこそ、経営陣の職場環境改善義務ではないかと思います。

職場環境の標語と衛生標語について

安全面において職場環境を改善していこうという標語は通常良く目にするところです。事故を未然に防ぐために危険物を危険なところに置かないとか、指差し確認を初心に戻って行う等々の標語が多いと思います。

また、企業側には職場環境配慮義務があるので、特にハードの面においては環境配慮に気をつけていただきたいものです。時に、経営者側・企業側からの命令口調ではない、職場環境配慮義務を意識した職場の従業員を包み込むような標語が発表されても良いのではないかと思うことがあります。

安全衛生標語の作成・推進は健康・健全に

安全衛生標語を作り、また、作らせていくという活動は安全衛生意識を職場にまた、社会に浸透させていく上でなくてはならない活動です。

慣れや惰性から、ともすれば希薄になりがちな安全衛生意識。とは言え、危ないから注意を!という通りいっぺんとうの、ともすればウルサイ存在と思われてしまう傾向があるのも事実。今年もまた安全衛生標語の時期が来たな、面倒くさいな・・、という人もあれば、家族をあげて真剣に安全衛生標語の作成に力を入れる方もいらっしゃいます。

時に家族の気持ちが反映された標語集や作品集の中の秀逸な作品を目にすると涙さえ浮かんで参ります・・。安全衛生も安全衛生標語の作成も健康的かつ健全に推進したいものです。

安全衛生標語の作品例や一覧

何事も例を習ってということが言えます。安全衛生標語の例(例文)の中でも優秀な作品を例に安全衛生標語の作成に取り組んでみましょう。標語の例文は各企業のサイトに散見されますが、労働安全衛生のトップと言えば中央労働災害防止協会(中災防)です。

ここには例として学べることの多い秀逸な作品が掲載されています。全国トップレベルの安全衛生標語の一覧と作品集があります。標語例文の参照はまず中災防からはじめてみましょう。

毎年の10月1日から10月7日が全国労働衛生週間で、9月1日から9月30日がその準備期間とされています。
<参考サイト>
中央労働災害防止協会・全国労働衛生週間のページ

また、毎年の5月中旬が安全衛生標語募集期間となっています。毎年、多くの安全衛生標語の作品が応募されて、その中から優秀な作品が公表されています。安全衛生標語を作成する上で多くの例(例文)を参照することができます。
<参考サイト>
歴代年末年始無災害運動標語

歴代年間標語

【安全衛生関連サイト】
安全衛生情報センター
厚生労働省

人間関係を構築する基(もとい)と言っても、それは個人個人の人間性に依存するところが大きいのも事実です。しかし「快適な職場環境の整備」にあたり、受身であっては、それは前進しません。職場・組織における人間関係の向上は「適材適所の人事」にこそあるのではないかと思います。

ハード・ソフト両面にわたる、不快要素の除去から開始した安全衛生の推進は、やがては職場の快適性の高さへと繋がり、モラルの向上・労働災害の防止・健康障害の防止へと実を結んで職場の活性化に良い影響を及ぼしていきます。このように、安全衛生の追求は会社の発展そのものに寄与する重要な事業なのです。

都道府県別の開票速報と開票結果

東北ブロック:青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県

北関東ブロック:茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県

南関東ブロック:千葉県 神奈川県 山梨県

東京ブロック:東京都

北陸信越ブロック:新潟県 富山県 石川県 福井県 長野県

東海ブロック:岐阜県 静岡県 愛知県 三重県

近畿ブロック:滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県

中国ブロック:鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県

四国ブロック:徳島県 香川県 愛媛県 高知県

九州ブロック:福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県